8月1日に会社設立し、設立が完了しているのを確認できたのが6日の補正日。
そして翌7日に法務局に行って印鑑証明と履歴事項全部証明書を取りに行ってきました。
税務署などお役所関係は税理士さんが書類を作ってくれ、わたしはとにかくハンコを押しまくるのみ!
この2〜3ヶ月、何百回ハンコを押したかしら…
そして、自分では銀行の法人口座の申請に。
今は新規の法人口座設立は審査が厳しく苦労するらしい!と聞いていたので、実はとっても不安でした。
メガバンク1行・ネットバンク1行2口座の計3口座申し込み、結果は…
無事全部開設できました!よかった〜。
銀行は、とりあえずメガバンクで1行、ネットバンクで1行の2行あればいいかな?と思い、
両方とも普段個人的にメインで利用している三菱UFJ銀行と楽天銀行を選びました。
わたしも開設する前にネットで散々法人口座開設についてブログを見て回ったので、
誰かの参考になれば…と少し細かく残しておきたいと思います。
どきどきしつつ、まずはメガバンクの三菱UFJ銀行。
法人口座の開設の為に事前に予約が必要らしいと聞き、予約のつもりで電話してみたのですが、
特に予約は必要なく、都合のいい時に会社の一番近くの支店に来店するようにと案内されました。
でもその電話で来店時に必要なものも確認してくださったので、一度電話してから行くと良いかもしれません。
次の日いざ近くの支店へ!
↓弊社の場合、必要だったものリストです。
銀行印・ゴム印
銀行印は実印・角印と一緒にはんこ屋さんに作ってもらいます。
ゴム印は住所などが入ったはんこです。
弊社では実務で使わない為作りませんでしたが、持っている場合は口座開設に持って行きます。
履歴事項全部証明書・印鑑証明
会社設立後なにかと必要な書類です。
法務局で登記申請し、補正日まで待っている間に何が何枚いるかリストアップ。
三菱UFJ銀行用、楽天銀行用と分けて取りましたが、三菱UFJ銀行では原本返却してくれたので
実店舗のある銀行に手続きに行った後にネットバンクへ送るようにすれば節約できるかも。
両方とも登記が完了してから法務局で発行できるようになります。
謄本のコピー
謄本のコピーは、公証役場の手続きを終え「謄本」とスタンプが押された状態の定款を、
法務局に登記の手続きで提出する前に全ページコピーしてPDFにしておきました。
そのPDFを全ページプリントして持参しました。
「法人用」の方のコピーでも多分大丈夫だと思います。
原本を持参しなくてもOKでした。
代表者の本人確認ができるもの
わたしの運転免許証を持って行きました。
第〜〜号の番号を窓口で控えていました。
答えられるようにしていくもの
上記必要だったものリスト右上の内容は、窓口に行く前日に電話で「回答を用意しておいてください」と言われた内容です。
項目によってはリスト中段の「必須ではないけれどあった方がいいもの」の資料があるとベターでした。
具体的な事業内容
口頭でも聞かれ、内容を窓口で担当してくださった方が書類に書き込んでいました。
固定の仕入先はどこになるのか、仕入金額がどれくらいになるのか、
取引先との接客方法(対面が多いか、WEB上が多いか)、主な納品方法なども聞かれました。
従業員数・本店住所
従業員数は口頭で回答。
会社本店の住所の確認は登記を終えたばかりで移転していなければ謄本でOKでした。
資本金がいくらか
口頭で回答、また謄本でも確認。
後ほど記載しますが、「あった方がいいもの」にある、資本金が入った個人名義口座の通帳も確認されました。
口座開設の目的
「取引先からの報酬など、入出金がメイン」と口頭で答えてOKでした。
実質的支配者
事業形態や議決権の保有割合によって変わるそうです。
一般的な会社であれば代表取締役になることが多く、弊社の場合も代表取締役でした。
窓口にチェックシートのようなものがあり、担当の方と一緒に確認しました。
必須ではないけれどあった方がいいもの
電話口や当日の窓口で、「審査に通りやすくなるのであれば提出してください」と言われたものです。
ホームページやパンフレット
事業内容がわかるページ(制作実績や会社概要など)をプリントアウトして持参。
ホームページ、パンフレットなどがあると良いと言われました。
領収書・請求書・納品書など
社名の入っている領収書、請求書、納品書が2〜3枚欲しいと言われ、一旦取りに戻りました。
これらも事業内容の確認として見るそうです。
領収書は登記の時に法務局でもらった印紙の領収書でOKでした。
弊社は個人事業からの法人化だったので請求書がありましたが、完全に新規の会社設立だと難しいですね…
請求書・納品書は事業内容がわかりやすいものだと良いとのこと。
弊社は「○○○デザイン制作」などと項目やタイトルについているものばかりなのでよかったかもしれません。
これらの書類は窓口の方がコピーを取って、原本を返してくれました。
資本金が入った口座の通帳や残高のコピーなど
窓口で、「資本金を確認できるお通帳などお持ちじゃないですよね?」と聞かれました。
弊社の場合は同じ三菱UFJ銀行の個人名義の口座に資本金を入れていて、なんとなく当日持ってきていたので
「あ!あります!」と提出、通帳の記帳面だけではなく窓口のモニターでも確認していました。
事前には言われていなかったけれど持って行っておいてよかったのかも。
こんな感じで口座開設の申請をし、「1週間ほどで審査結果をお知らせします」と告げられ、
ちょうど1週間後に審査OKの電話を頂きました。
改めて銀行に出向き、さらに書類にいくつか記入、個人で口座を開くときと同じようにその場で通帳をもらって終了。
キャッシュカードは後日簡易書留で届くとのこと。
ネットバンクも固定費は無料とのことで、一緒に手続きをして頂きました。
こちらも後日、ネットバンクの登録の為のセットが簡易書留で届くと案内されました。
楽天の法人口座は、WEBの「法人ビジネス口座開設申込」ページから
申込フォームに必要事項を入力していくと最後にPDFのダウンロードボタンが出ます。
ダウンロードしたPDFをプリントし、銀行印を押して郵送で手続き。
このPDFに必要書類一覧もリストアップされていてわかりやすかったです。
こちらでは印鑑証明は必要なく、履歴事項全部証明書が必要でした。
楽天銀行では一度に複数口座が作れるとあったので、
弊社ではデザイン業とアクセサリー販売の2業態になる為2口座で申し込みました。
8日にネットで申込、郵送は確か翌日に。
13日にメールで「口座開設申込書が到着いたしました」と通知。
その2日後の15日、確認の電話がかかってきました。
内容は、申し込んだ2口座の使い分けについて。
事業内容ごとに使い分ける感じでしょうか?という感じですぐに終わりました。
そしてその2日後の17日にメールで「口座開設手続きが完了しました」と通知。
さらに4日後の21日(今日)、簡易書留の封筒とハガキが2通ずつ、計4通届いて完了!
こちらはキャッシュカードは手数料1,080円で別途申込が必要とのこと。
2行とも、思っていたよりスムーズに法人口座が作れてよかったです。
今月末締めのご請求分から、お取引先各位へはご案内したいと思います。